文化省調査

結構いろんなとこで話題になってましたね。

檄の意味はしってたけど、さわりは誤用してたきらいがあったかもしれない。
足元をすくわれるはどうかと思ったけど。だいたいすくわれたところでねぇ。



誤用先の意味が氾濫してるなら話は別として
ちゃんと使えている人が全体の1割ちょいしかいなくて
他の人が共通の意味で誤用しているんだったら
正しい人はマイナーであるわけで
そこを口すっぱくして訂正してもメジャーの波及には勝てないわけですよ。
ネットとかで声を荒げて訂正してる人みると正直引くし。


大体正しい意味知ってる人なんて大抵誤用の意味を知ってるわけだし、
そこは知らない人に合わせてあげてもいいんジャネーノと。



国語が乱れている、というのは確かに問題だとは思うけど、
言葉なんてものは相手に伝わればその役目を果たすものだし、
時間の流れが我々の国語をそうさせたのならば別にいいんじゃないかなと思います。
事実誤用率が90%、こうなるとどっちが正しいのかよくわからなくなってくる気がします。
誤用が定着して常用扱いになったのとかあるんじゃないのかなぁ・・・



ただそんなよろしくなさそうな考えを持つ私でも許せんと思ったのは、
雰囲気。


全国の中学生でこれをふいんきと読む人が30%をこえているそうで、
あまりにも誤入力*1が多いので一部PC入力の変換時に、ふいんきで雰囲気が変換される仕様になるんだとか。



さすがに読み間違いを肯定するのはどうかと思うんだけど…
ふいんきが雰囲気に変換されないことで
ああ、これはふいんきとは読まないんだなって気づく機会がなくなるなんて…
これではますますふいんきが浸透してしまうではないか。



ふいんきと発言するのは問題ないけど、ふいんきを文章化してしまうのは頭悪い。



ふいんき(何故か変換できない)が使えなくなると困るじゃないか!
困らないじゃないか!

*1:府陰気とか不陰気とか