果たして

イギリス医師が、どのインフルエンザでも効果的かつ、
一度打つと半永久に持続するという予防接種を作り出すことに成功。効果は約10年。


こんな記事を見つけました。
これ臨床での実用化が実現したらとんでもない発明ですな。


毎年毎年インフルエンザの何型が流行し、酷い場合は死者がでる。
今のインフルエンザ予防接種なんて先見の博打か後手の対策でしかないわけで(いいすぎかなぁ)、
そんなもんを毎年痛い思いして受けにいくなんてコストに見合ったリターンは決して無いわけではない(←


自分なんかは予防接種はここ十年弱受けたことが(確か)なくて、
おかげさまで一昨年は罹患し、去年はなんともありませんでした。今年はどうかなあ。
でも開発された予防接種のソレがなんの問題も無く日本に普及すれば、
コストを遥かに超えるリターンが見込めるから自分はまず受けに行くだろうし、
他の人も受けない理由はあまり無いと思われます。
件の記事にも普及が成功すればインフルエンザの予防接種は激減すると書いてありますし。
問題は元気な間に開発が間に合うかどうか。


さらに素晴らしいことに、皆さんご存知HIVや癌などにも原理的に応用が利くということで、
これも実現すれば医療界は飛躍的な躍進を遂げることでせう。
なんとしても実用化にこぎつけていただきたいもんです。


インフルエンザは風邪の一種程度の認識の人も多いですが、
1918年に大流行したスペインインフルエンザ(スペイン風邪)は、
当時の世界人口の5割にあたる6億人に感染し、5千万〜1億人が死亡、
第一次世界大戦を終わらせた理由とさえ言われています。

あくまで当時の数字であるとはいえ、インフルエンザはこわひこわひ。